今週のキック

「四角い顔と八重歯じゃない?」って。笑ったなあ。
サケロックオールスターズの「七拍酒*1」をかけて、「七人の恋人 [DVD]」用に源ちゃんが作曲してきた最初のデモはこんな感じだったとのことで、でもあんなんなっちゃった、だって(アレンジ・演奏するのが)四角い顔と俺じゃん? に続いて放ったのがこのワードでした。自称八重歯。そんな可愛いものでもないような。
またマルセ官九郎が何だかひどいことになっている。ダイジェストを聴くとまだいいんだけど、本放送のほうでは、「の・ようなもの [VHS]」について語るはずが、一瞬で同じ森田芳光監督の「家族ゲーム [DVD]」の話にすり替えている風に編集されてて結構笑った。サイトに載ってる舞台裏がおかしい。

編集大変でした。宮藤さん40分もしゃべっちゃったから。なのでなるべく放送されなかった部分をダイジェストにアップしたいと思います。この日宮藤さんはちょっとお疲れ気味。家に帰ってから熱を出しちゃったそうですよ。

そう言えば放送でも疲れた疲れた言ってた*2ような気がする。具合が悪くて余計に喋っちゃうっていうのが、体調不良と昂奮状態の区別が付かない感じで笑えた。わたしは宮藤さんの中学生っぽいところが割と好みなので、こういうのはちょっとにやけてしまうよなあ。
あと、9月に創刊される新雑誌、松尾スズキ責任編集「hon-nin」に掲載される宮藤さんの分の原稿が「小説」だということを、本放送を聴いて初めて気付いた。今確認したら、ちゃんと松尾ブログの時点で載ってましたね。小説か…! これは相当楽しみにすべきポイントを見落としてたのう。
以前に、行定勲監督に「作家性のある脚本家は珍しい」「小説は書かないのか?」と言われて、「言葉を知らないんですよ」「小説の地の文章が書けない」と答えていたのを対談記事で読んでいたんですよ。そのせいもあって、ホント、この人だけは小説は書かないんじゃないかと思っていた。なので、何か意外。本当に、すごく意外。
しかし、小説書いちゃったらまたこう、仕事の総量が増えそうな…「小説もアリ」ってなったら、依頼がいっぱい来そうだし。話題性として文芸誌が放っておかないだろう。すごく面白かったりしたら困るなあ、なんか。

*1:「ななはくさけ」だと思ってたら、「ななひょうしゅななびょうしゅ」だそうな。…ほんとう? 宮藤さんがそう読んではいたけれども、この読み方の根拠が今イチ…。

*2:映画のシナリオの仕事が3〜4本くらい(ステイタスがばらばらで)手元にあって、そのせいでやさぐれていた模様。どれもまだ話せないらしいけど、宮藤さん脚本の映画がそろそろ観たい気がしてたので、思わず指を鳴らした。