今週のキック

ゲストなしの回。ウーマンリブの話をしようとするも、収録の時点でまだ初日まで一ヶ月近く、という状況だったようで、まだ台本もすべて上がっていない頃合じゃあ、話題にも限りがある感じだった。つーか、仕上がった舞台を既に観た状態で聴くと「ほう、そういうおつもりで…」と思うところが色々。わたしは悪趣味なので、作り手の意図を言葉で聞いて、受け手に伝わる表現だったかどうかを振り返って「へー」とか思うのが結構好きだ。
面白かったのは、「今回、伏線は全部捨ててく」みたいに言ってたところかな。「今までのウーマンリブと変えようと思った」とも言ってたんだけど、そーかなあ、みたいな。伏線回収については、違和感がなかっただけかもしれないけど、後味は「鈍獣」に似ていて、むしろ未回収であることで不気味さが残る、みたいな効果があったから、あまり気にならなかった。あと、「今までのウーマンリブ」もさほど…統一感はなかったような気がするのだけど、やってる側には何かしらの規則性があったということだろうか。んー、面白れえな。
それから、「木更津キャッツアイワールドシリーズ」で高田純二さんが木更津市の現職市長の役で出演していて、彼の役名が「神取」で、市長選で「いかんどり、いかんどり」と連呼するシーンがあったんだけど、最近現実世界では神取忍さんの繰り上がり当選があった、と。まだまだ続く宮藤さんの「結果的には予見しちゃった」神話、という話。でもそれで言えば、あの映画にはもっとタイムリーな予見があったよね。彼が今年引退するなんて、まだ誰も思ってない頃合に撮影されていたはずなので、実際これはジンクスを超えてる感じがする。
あと、松尾さんが SPA! にも書いてた、「まとまったお金の唄」の公演期間中の楽屋見舞いで今話題の使い捨てオナニーグッズが差し入れられた、という話を巡る、カヲルさんと宮藤さんの「どんな体位が好きか」話。そのグッズが、模している体位によって何種類かあったんだそうだ。なーるーほーどーねー。宮藤さんが松尾さんに「どれにする?」って言われて選んだ体位(っていうか、その体位を模したグッズ)の話が面白かった。「あー、宮藤はそれだよね」って松尾さんに言われた、っていうのも。
つーかごめん、わたしホントこの人のこーいうところが面白くてしょうがないんだけど、話題的に乙女なファンの人は退くかもしれん、このノリ。なんで、メモもこれくらいにしておく。ラジオ聴けない人とか聴き逃した人とかで2人が選んだ体位が知りたかったら web ダイジェストのアップを待てばいいと思う。ここが使われなかったらメールでもくれたらいいよ(投げやり。
あと、「嫁とロック」の話で、謎の「作曲 宮藤官九郎」クレジット曲、「東京メドレー」について。「4曲入ってて5分くらい」「1分半くらいの曲が4曲入って、最後はコントになっちゃう」んだそうだ。意味が分からん。楽しみだなあ。あと、予告どおりにタイトル曲の音源を流してたんだけど、いやあ、これ、期待したとおりに音源ならではの仕掛けが1箇所あった。ちょっと笑っちゃった。一応伏せときますぜ。
曲の途中で嫁の声が入っていた。声の主、コレ多分猫背さん。げらげら。