キック・ザ・カンクロー

冒頭、映画話から。「魍魎の匣」の話が面白かった。このニュース知ったときにわたしが思い出してニヤニヤいた田中麗奈ちゃんネタをご自身で引っ張ってらして更にニヤニヤした。本読みで対面の席に座って、「やっぱいい」「ぐっと来た」等々と。なんかバカっぽくて笑う。いわく、その本読みの際に話はしなかったけど、「でもメールのやりとりはしたよ!」「あっ、いいのかなこんなこと言っちゃって」だって。「この年齢になってもモテたい」とか言い出していたのには噴いた。どー見てもモテたがってる人とは思えない行動ばかりをとっているくせになあ、何がしたいんだこの人は。はは。
件の役については、「ちょっと頭がおかしい人」「怖い人」「とにかくハコに取り憑かれてる」「台詞はハコが好き、ハコハコハコみたいな」と相変わらずひどい説明をしていた。白手袋の理由を無邪気に訊ねるカヲルさんに「お前、バカか?」といつもの如く暴言を挟みつつ、ハコ絡みでどう考えてもネタバレと思しき一言をぺろっと言ってしまっていたのよ…この人はふんとに…そのうち怒られますよ? 「作家の役が多い」って話をしながら、松子とこの映画と、その次の映画も作家、って言ってたけど、あんまり間髪入れずにもう1本出るってことか。さらっと言うなあ。
あと、リスナーから街中での目撃談が寄せられていて、正月は色々緩んでたから結構嫌なところを見られてる、つうことで、「この正月にサッポロ以外のビール飲んでるところを見られちゃってるんだよね」ってのに本気で笑った。わたしもクアトロのビールを飲む宮藤さんを観てそう思ってたのでね…やっぱビールってしがらみの象徴なんだよなあ、社会では。分かる分かる。
しかし、そうやって見られてることを「はっきり言って面倒臭い」とか言いながら、「表に出る仕事をしてないとオーラが消える」「俺最近街歩いてても気付かれない」「帽子被ってたほうが気付かれるから帽子被らないでいるけど、どうかと思うほど気付かれない」「俺もうだめなんじゃないかと思う」等々。気付かれたいのか気付かれたくないのかはっきりすれ、と思った。何つうか…ややこしい人ですね…と改めて。この話題では、年末に阿部さんに会ったら「やっぱなんか輝いてた」っていうのもおかしかった。その輝きを昨日今日と楽しんできたのでねー(デレデレ。 あと帽子の件は納得、つーかあのオモシロなヘアスタイルで帽子なしで歩けることがすごいヨ!(そこか
その後舞台の話もしていて、夏の新感線とか5月の本公演とか。前者はメタルマクベスより前に言われていたんだそうで、だがしかし、後者のほうが色々気になることを呟いていた。なんか松尾さんと宮藤さんのは「共作」っていうより「競作」って感じみたいですよ。松尾さん組と宮藤さん組に多分分かれて、別々に稽古もするんだて。「役者は多分両方に出ると思う」とのことで、カヲルさん、というか皆川さんに「いい役つけてほしければ…」みたいな、根回し要求アピールをしていたのがバカみたいでよかった。しかもカヲルさん、「それはだから、どっちが面白いのかって話になるよね?」って。すごいこと言うな! と思ったら、「それはあなた方次第じゃないですか?」と返してる宮藤さんもすげえなあと思った。あーこれは…楽しみだなあああああ。勿論、宮藤さんが「多分」とか「〜と思う」とか言ってて、憶測が何割くらいで喋ってるのかは分かんないんだけど。うう。
しかし、魂の三都市ツアーの話題のところで聞いた、「赤坂にまた BLITZ が出来るらしい」という小ネタに一番反応してしまったわたしは何なんだろう。だって、どうして今更? ホントなのかい…??