吾輩は主婦である:第6話「ひみつ」

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  • 携帯をプレゼントにもらって「お父さん大好きー!」でも携帯に没頭して何も話を聞かなくなるまゆみ。上手いな。
  • 今日びの高校生男子が「好きな小説=よしもとばなな」ってこたあないんじゃないかに? 我々の中高生の頃*1な気がする。
  • 正座して本を読む漱石がお地蔵さんのようで可愛い。由貴ちゃん、明らかに太ったなあと思うけど、そこがまた愛らしくて、可愛いお母さんぽさがリアルな感じよね。
  • お土産に古本。意味が分からーん。でも娘の BF を見送るシーンのミッチーがものすごーくパパっぽくてにやけた。
  • なんでやす子が寿司折を持って帰宅するのよ! どこで飲んでたんだよ!
  • 「ここのところはトラブル続き」とミッチーが説明するときの回想カットで、正座した状態でソファに飛び乗るところのコマ送りがツボにはまった。
  • しかし、こうなってくると、本田博太郎漱石 NA が効いてくるのね。これはいいな。
  • 「家族パワー」というキーワード登場。バカっぽくて微笑ましい。
  • そして風呂場で漱石乱心。そうか、漱石漱石として乗り移ってたんだなー。この状況を受け入れる過程も物語の一部ってことか。
  • 「赤パジャマ」笑った笑った。こんな風に本当の漱石の作品の要素がちらちら出てくるんだろうか。
  • 由貴ちゃんのキレ芝居が割りと思い切りいい感じ。これ楽しいんだろうなあ、やってるほうは。
  • 竹下景子のパジャマが可愛い。作務衣みたい。漱石に電化製品を説明するときの得意そうな顔がいいな。
  • やっぱり食べ物で懐柔されるのがセオリーよねえ。朝ごはんおいしそう。
  • ジャンバルジャンのウエイトレスとミッチーの遣り取りはいつも一捻り入る感じ。つか、この場所自体が一捻り入ってる訳だけども。
  • 何か今日の川平は人間味があるのね、表情にメリハリが。今まではハリだけだったけど。
  • 「すべての男はジャンバルジャンであるべきだ」「今のお前はジャンでもバルでもジャンでもない、彼が盗んだパンだ!」。ああもう、こんな台詞、書き起こす以外に何ができようか!
  • 漱石がデビューしたのは37歳、その年齢で転身とは勇気があると己に置き換えるミッチー。そしてこれを書いてる宮藤さんは35歳と。
  • 漱石の書名んとこ面白かったー。「『きもち』?」「『こころ』ですか?」「あ、そっちか!」宮藤節全開。
  • 漱石になっても由貴ちゃんの執筆シーンはあるのね。でも先週までと筆跡が違うように見えるのは気のせいか?
  • あれ、漱石意外と若い女の子好きってこと…? くだらなくなりそうでいいなあ。
  • 「吾輩は主婦なのかあぁーっ!」て。本田博太郎の絶叫が過剰で素敵だ。

*1:ちなみにわたしが大学(宮藤さんと同じ)を選んだ理由は、吉本ばなな(当時苗字漢字表記)の「キッチン」に収録された「ムーンライト・シャドウ」という小説がすごく好きで、その小説が日芸の文芸学科の卒業制作だったと知って、そういう学校面白そうだな、と思ったからだった。