吾輩は主婦である:第31話「おざわ」

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  • ミドリガメ、の名前が「漱石」で、漱石、の名前が「みどり」。複雑だよ! うんこうんこって…竹下景子がうんこって。もー。本売れてないんだね。出すだけじゃ売れない、っていうあたりはものすごくリアルだし、わざわざ「売れない」っていう状態を描くあたりが、何となく好き。
  • 漱石は「下種野郎」が口癖なのだな。少女つっても顔がカンニング竹山。いや、いるよそういう子。高校生くらいだったらホントに。地味に「いいなあ」を連発する小松に笑った。
  • 夜せんせえはルックスからつい宮藤さんがモデルだって感じで見てしまうけど、脚本だけだとそうでもないような気もする。しかし、宮藤さんも勝手に運命感じられたりはふんだんにしてそう。この役、ホン自体にはどういう感じに書いてあるのか、シナリオ集の後編が楽しみかも。
  • つか、夜せんせえまでカウンターの中に。いつの間にそっち側の存在に?!
  • ちよことやすこが置物、いや、お着物。「洗濯や!」って! 声がかかる度に台詞回しがおかしくなってゆくやすこが上手いわあ。「古本や、斜め向いは惣菜や!」「やずややずや!」ああ、和服なのは歌舞伎鑑賞後だったからか…たかしが久々に「先生」つってますね。
  • みどりのときと漱石のときとで芝居が違うのはともかく、「漱石が真似しているみどりのとき」と「本当にみどりのとき」でも更に芝居が違うのがね、もう。すごいなあ、由貴ちゃん。シンプルに感動する。
  • 漱石がお化粧。いえ、絵面は全然普通なんだけども妙に倒錯的な…この感じにものすごい宮藤テイストを感じるのはわたしだけなんだろうかな。
  • みどり父が現状を受け入れられないのももっともだと思うのだ。しかし乱入するやすこ。仁義に篤いなあ、「あたしたちは漱石には言葉で言い尽くせないほど世話になってんだ」。嬉しいねえ漱石
  • そしてみどり父を責めて啖呵を切るやすこがもんのすごくいいんですが! 声が違うんだよ、あーもう、竹下景子サイコウ!
  • 「幸せだったらあんなくだらん小説など書く訳がない」うわあ、言っちゃった…くだらないことを書かずにいられないのはそんなに不健全なことなのか? 健全な肉体に健全な魂が宿る的な? うーん。
  • そして止められないんだねたかしは…ダメすぎ。あと2週間でたかしは格好いいところを見せてくれるのだろうか。そして最後の「つづくー!」の漱石ボイス by 本田博太郎のエコーったらない。何でもありだよもう。