吾輩は主婦である:第32話「わかれ」

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  • 「今回は趣向を変えて、前回のダイジェストからお送りしよう」。無茶すんなーと思ったら更に無茶が。早送りマークとかポーズマークとか、こういうのは2回目だけども。必要な分だけの予備知識を入れてカットアウトで OP。ちくしょ、上手いなあもう。
  • 妻が外で働くと夫の甲斐性が足らないと思われる、ていうのは今でも結構あるのかな。たかしは面白いように保守的な思想を背負わされてるキャラクターで、実に枷が重い…。たかしが救われるラストがいいなあ、何となく。
  • 止めようとしないたかしを諌めるちよこ、いきなりキレるちよこ。「ポンコツだあ、ポンコツ嫁だあ!」て。あー、塩撒くところとか痛々しいなあ。沁みる。
  • 漱石食べまくりー。でも美味しそうに食べるんだよなあ、漱石は。みどりのお母さんはどこにいるのか? っていう指摘はいいところを衝いてるみたいですぞ? 無意味に鋭い漱石
  • 「そんなドラマチックなことされたら、誰だってOKするじゃないか」あははは、みどり父も結局可愛いんだよなあ。何でこう、皆可愛げがあるんだろう。この愛情深い感じ、あの変態脚本家が書いてると思うとむしろキモチがワルイ…。
  • やすこのアテレコに紛れさせた絡み方にちょっと切なくなった。ちよこは吹っ切ってる感じなのかなあ? ほんでフランスに行っても漱石は連載を続けるのか…っていうかナニしてんの、画面の奥の夜静香と小松…? 古本屋の店頭でイチャイチャすんなーって、ああ、やっぱり宮藤作品…(酷。
  • 矢名家の食卓は茶色くて妙なシンパシーが。やすこが男前すぎる、ナマハゲ渡したりとかしてるし。この、旅立つ人にお守りを渡すっていうのは定番なんですね、そういやついこないだも見たぞ?(「医龍」で。)
  • ちよこの「嫁」呼ばわりはみどりの両親に申し訳ないから、っていい理屈。そう言ってるちよこだって、両親の元から矢名家に嫁いだ「嫁」であった人なんだもの。そういうのがちゃんと見えるのって、ちゃんと「ちよこ」がそこに生きて見えてるってことなんだと思う。脚本の力だなあ。
  • すげ、ミッチーのフランス語だけ突出して上手い! げらげらげら。っていうか、どーしてみんなで怪我して見せてんの? それが引き留め工作? ほんで2人して駆けつける夜と小松。やあ、これはまた。にやにや。
  • 漱石、渡仏宣言撤廃。みどり母からのエアメールに鍵が…というところで明日へ続く。おお、なかなかオーソドックスなブリッジ。普通のドラマだったら1週空くのかよ! ってなるけど、昼ドラはすぐに続きが見れるのが嬉しい。
  • つか、あの…何か予告映像の最後のほうでものすごい思わせぶりなシーンを見たような気がするんだけども。さすがだ変態脚本家…別の意味でも明日が楽しみであります。ええ。