吾輩は主婦である:第33話「じぶん」
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- おお、円満解決。夫婦円満だと思い込んでたっつーみどり父が切ないのね。「お前の…吾輩の言うとおりだ」って、父親が吾輩て。しかし「立派になったな、みどり」とも言ってて、何か…錯綜してますね、みどりなのか漱石(吾輩)なのかって。「娘かどうかも判然としない存在」て。言っちゃった!
- 結婚を申し込んだとき、根拠のない自信で「幸せにする」と言い張った自分に腹を立てるたかし。結果オーライじゃなくて、ってことね。しかし、15年前のたかしを叱り付けるみどり父の台詞が「君はまだ若い」なんだよ。「魚は目を開けて眠る」の♪わたしーたちはーわかいー♪と対なんだなあ。
- 娘ができたら、嫁の父の気持ちがよく分かる、と。漱石のまま「幸せになる」なんていっちゃうとまた不思議な倒錯が。
- あらっ、増刷? 売れてるんだ、よかったねえ、「レオナルドの表紙」って、夜せんせえが漱石の本を読んでるってことなのね。「根が出たがりなもんで」。そういうキャラなんだ?
- 夕餉の食卓で娘の性経験を問い詰める父親。さいてい。「あー、怖いよう、近頃の保健体育は教えすぎだよう」笑ったわあ、まゆみはよく父親との仲を復旧させたもんであるよ。わたしだったらこんな父親ヤダよ!
- 夜せんせえの漱石の口調の真似がおかしい、似てるんだわコレが。つか今日の夜せんせえのシャツは一層宮藤テイストが…何か「イチャつくなら他行って」とか言われてるし。イチャつく…?
- 狸寝入りでたかしに話しかけられて混乱する漱石ったら、倒錯爆発じゃないか! あーあーあーあーもー。「このセックスレス先生にお任せだよ?」やすこったらあけすけでらっしゃる…。
- 異動の話をしても漱石が怒らないことにショックを受ける小松…やーだ可愛い! 作家の代わりはいないけど、編集者の代わりはいる、か。ほんで、何で夜せんせえまで乗り移りの話を書こうとしてるのか?
- 亀に乗られて身悶えするたかし、何か知らんけど酔いつぶれて抱き合って寝てる小松と夜せんせえ。何じゃこら。やりすぎ…!
- 「既に半分別人だ」って、あれ? 自分を見失うな、ってゆーのは自分に対して言ったっていうのもあるんだろうなあ。でもみどりに戻りつつある認識はあるってことですね。どうなるんだろう。