今週のキック

京都に行ってて放送聴けなかった、っていうか、録れてなかった…陥りやすいミスを再び犯してしまったので再犯を防ぐことに全力を傾ける所存。なのでwebダイジェストを確認した。
魂の行く末について語る中、吾妻光良&The Swinging Boppers の名前が出ていてニヤリ。そうそう、わたしはそういうおっさんバンドが好きなのだ。きのうのボロフェスタ、結局色々あって大トリのムーンライダーズを観ずして帰京したんだけど、多分あんまり関心もなかったであろう在阪の友達たちに「わたしの代わりにあのおっさんたちを観てあげてくれ」と言い残して引き上げたところ、「めちゃくちゃ格好よかった!」とのメールがあったりして、要はそういう、ボロボロのおっさんとかおじいさんとかになっても、ニヤニヤ、げらげらしながら、時々わーってなるくらい格好いい音を聴かせてくれるバンドには弱いっていう話なんだよね。
吾妻さんも同じようなくそジジイっぽさがあって、魂もああいう方向でジジイバンドになってってくれたら、もー嬉しいよなあ、同世代としては、って思った。是非にその道を歩んでいただきたい。嫁を歌う破壊さんが辛いとか言う女の子ちゃんたちは置いてゆけばいいんじゃないかな、大体リアル阿部嫁がミーシャを好きな訳じゃないだろうに、何故宮藤作詞の言葉に胸を痛めるのか理解不能なのだ。って話が逸れた。自粛自粛。
えーと、あとはマルセ官九郎か。今回のラインナップの中で珍しく全面肯定したくなったのは「東京マリーゴールド [DVD]」。この映画ホントいいんだよねー、観たことない人がいたら観たらいいんじゃないかと思うほどに。田中麗奈ちゃんがどんだけの女優さんかが、多分他のどの映画よりくっきり分かるよ、「ドラッグストア・ガール デラックス版 [DVD]」よりも。頭で「そっちに行っちゃだめだ」っていう風に分かっているのに、そっちに行かざるを得ないような恋愛をしたことがある人には絶対にクる映画だと思う。
まあ、宮藤さんが感情移入するような見方をしているとは思えないけど、具体的に「よかったシーン」として取り上げていたやつ、わたしはボロ泣きしたシーンだったので、あーと思った。男の人はそーゆーふーにみるのかー、みたいな。あと、ここ聴きながら思い出していたんだけど、主人公が恋人と出会う合コンのシーンがこの間夢に出てきた。どこで観た風景だったんだっけな…としばらく考えて思い出せなかったんだけど、そうだ、この映画の1カットだったんだ。そうかそうか。深く納得。