映画化のニュースを受けて、「クワイエットルームにようこそ」を真面目に再読。そしたらなんか変な汗が出てきた。これ、実写で見たら何かものすごおおおくしんどい映画になるのではないのかなあ…殊に鉄ちゃんなあ。こんな可哀想な役を、思い入れている役者にやられたらホントにしんどい気分になりそうで、想像しただけで辛くなって来てぼんやりしてしまった。
ああ、文字って慎み深いな。「言葉」という記号(だよね)を使って、目に見えないイメージに訴えかけて表現するなんて、ホント人間の想像力とか創造力とかってすごい。それに比べて映像のなんと不躾なことか。あのシーンもこのシーンも、実写で押し付けられることを思い描くだけでいたたまれない。
でも、松尾ちゃんは比較的そういうことにセンシティブな人のような気がするから、あんまりキツい表現にしないでくれるといいなあと思う。あんまりキツくしたら、撮る方だっていたたまれないだろうしね…楽しみで、ちょっと怖い感じを覚えた次第。
ちなみに、明日の夜の朧に急遽行くことになった。我ながらしつこすぎる…やあでもまあ、もう楽前だもの。楽しんで来ますよ!