女教師は二度抱かれた

女教師は二度抱かれた

作・演出 松尾スズキ

出 演 市川染五郎
大竹しのぶ
阿部サダヲ
市川実和子
荒川良々
池津祥子
皆川猿時
村杉蝉之介
宍戸美和公
平岩 紙
星野 源
少路勇介
菅原永二
ノゾエ征爾
浅野和之
松尾スズキ

公演日程 2008年8月4日(月)〜27(水)

会場 Bunkamuraシアターコクーン

プロデュース公演は高いばっかりでちょっとなあ…と最近思っているわたくしですが、これはどーにかして観たいな、なんとしても観たい。
正直、hon-nin の松尾さんの新しい連載? がつまらなくて、あまりにもつまらなくて何か書く気もしなくて、hon-nin って雑誌じたいの緩やかな変質にあまり好感を持っていない*1っていうのもあるのかもだけど、それを差し引いても、単体で見てもつまらなくて、このつまんなさは4〜5年前の松尾さんに一度感じたことがあるなあ、って思い出していた。
SPA! の連載もホントに愚痴ばっかりで読んでてしんどいし、「ニンゲン御破算」で、え? っていう部分もあったし、「イケニエの人」ももやもやが残ったし、映画撮ってる場合なのかい…? みたいな、でも、そっちが松尾ちゃんのやりたいことならしょうがないよね、わたし、このまま松尾ちゃんとこころの距離置くことになっちゃうのかしらね…みたいな寂しい気持ちになっていた、その当時のことを思い出した。
でも、他の全部が空っぽになったって、舞台がよければわたしはもう、全然、それでいいんです。まずは来週サモアリ観るのが楽しみなんだけど、これで舞台にも空っぽさを感じてしまったらちょっと、つらいな…ってところ。今だから言いますが、「キャバレー」はわたし、あんまり、でしたので。サモアリと、夏のこの P 公演とで、ギャーやっぱり松尾ちゃん! ってならせてほしいなあ。できれば。

*1:よくある新左っぽい雑誌みたいなラインナップになってきている気が…もうちょっと、サブカル界の泥臭さで息苦しくしてる人の「己」の吐き出しを読ませるっていうのを続けてほしかったんだよなあ。