G2 プロデュース、マンスリーショップ特集で河原雅彦、山内圭哉、片桐仁、G2 対談

そうそう、金曜夜にマンスリーショップの告知メールが来ていて、この対談の予告が載ってたんだけども、その時点ではまだオープンしてなかったんで、明日見よう、と思ってすっかり忘れてた。更紗さんち*1を拝見して思い出しました。ナイスリマインド。ありがとうございます。

G2 (片桐)仁ちゃんは、あれが相方とやらない初舞台だったんでしょ。
片桐 そうです。なんかヘンな感じでしたね。台本って、どう覚えるんだっけ、って。
河原 そっから違うんだ。
片桐 ええ。相方がしゃべれば、自分がしゃべればいいっていう、二人でやることに、あまりに慣れてるし、現場でつくっていく部分も多いので。そんな感じで来たら、木場さんはいちばんセリフが多いのに、初日からホンを置いていて、すごくちゃんとやっているので、一発でシマリましたね。
山内 あのときの仁の役って、めちゃくちゃカッコええ役やん。ダメな消防士なんですけど、最後の最後でピリッとするっていう……わりと男の人はそこで泣く、っていうところ。
G2 仁ちゃんにさ、具体的な内容は忘れたけど、一個注文つけたときに、「あー、僕そういうの苦手なんですよねー」って言ったんだよね。
片桐 それを言っちゃだめですねー(笑)。
G2 いや、苦手だったら、別の戦略を立てるから、そう言ってくれたほうがやりやすい。

何つうか、ええと、この4人が同じ座標で芝居について話をしている、というのが非常に新鮮、というか、もぞもぞする、というか、願ったり叶ったり、鬼に金棒、魚心あれば水心…んー、どれも違う。
何か上手くいえないんだけど、気持ちがざわざわして、ちょっと体温上がった。しかも G2、仁さんのこと「仁ちゃん」で呼んでるのね? 「また誘おうと思ってる」とか言ってるし、意外とちゃんと愛されてるんだなあ、て母さん妙ににやけたス。
そのほかにも、まちゃぴこの中山祐一朗タンへの愛情、山内さんが語る土屋アンナちゃんのヴィヴィッドさ、古田新太さんが「鈍獣」稽古期間中に「ガマザリ」観に行って泣いた話、阿部サダヲさんが「人間風車」でセットから落ちたときの話、7月の倉持さんの「開放弦」の話…と、この4人以外の人たちにも話が拡がりまくって、そのどれもがいちいちツボで、読みどころがたくさんすぎる対談であった。満腹。
せっかくだから何か買おうかなあ。「ダブリン」初演と「ガマザリ」は持ってるから、再演版「ダブリン」か、「人間風車」なら2000のほうから観たい、かな。んー、悩む。