吾輩は主婦である:第5話「じゅん」

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  • 宍戸さん、惣菜屋さんのおばさんなんだ。ほー。似合うような似合わないような。
  • 「アジフライは真ん中で割れば2人で食べられるノダ」笑った笑った。上手い台詞だー。
  • 人妻専門ヘルスって…この姑はどうしてこう…昼ドラ=シモネタ不可、による脚本家の鬱屈が姑のエロギャグにぶつけらている感じ?
  • 「ご飯できてるよ」の後のミッチーの「やったあやったあ」が愛らしい。ホームドラマらしく食卓で笑い合う家族に、「じゅんも笑いなさい」、咆える隣人。
  • わたし全然スタッフロール見てないなあ。振り付けでリコさんの名前がちゃんと出てるの初めて気付いた。アホだ。
  • お風呂のシーンの息子、芝居上手いじゃないの…! つか漢字練習のシーン、謝る息子を罵倒する漱石が過剰でたまらん。
  • 旧千円札にまつわるシーンの演出が上手いなあと思う。何がどう、ということじゃないのに何だか「?!」ってなってるみどりやたかしの感じがよく分かる。
  • 「わたしがわたしでなくなってしまう」これキーワードっぽい。
  • パジャマ姿で靴下を履いている由貴ちゃん。冷え症なのか、教義の問題か。
  • さきいかで文字! さきいかっつったら遅刻さんを思い出す*1よ…?
  • 「(朝ごはんを)自分ちで喰うくらいなら死んだほうがマシだ!」やす子語録は本当にいい。何故なら、価値観に迷いがない人として描かれているからだ、多分。
  • お給料の明細の記載ミス。なるほどね、コレがダメ押しなんだ。しかも、切り詰めて計算した「これだけは最低必要な金額」が実際のお給料+1,000円。この1,000円があの旧千円札と絡んでくる感じかしら。
  • ミュージカルでみどりに戻るのね。「モンナシーヌ」って! あのドレス、マイフェアレディじゃないの? しかも何でお金あげちゃうのやら…知らない人と知ってる人で金額違うし! げらげらげら!
  • で、お昼は本当に出前一丁なのね。今日「ロケット★ボーイ (角川文庫)」を買って、カトリーヌあやこの解説見たら、「宮藤ドラマには必ず出てくる『麺類』」っていうのがあって、ああそう言えば! と初めて気付いた。IWGPの焼きそばとかマンハッタンのナポリタンとか、ドラマごとに繰り返し登場する麺類が1種必ずある、って。このドラマでは出前一丁なのね、なるほどー。
  • 旧千円札を見ただけで妻の異変に気付くミッチー。愛の力ですかに? みどりの様子がおかしかったことを知るのが「ジャンバルジャン」の紙ナプキンだっていうのが好きだ。
  • 漱石が乗り移った後の顔つきが違うのね。これ何も知らないでいきなり途中からドラマ見た人、「は?」ってなるよねえ、大丈夫なのか…?
  • 2ちゃんとか見てると、1週間「みどり」だったことで由貴ちゃんのみどりに見慣れちゃって、「乗り移らなくても昼ドラとして成立してるじゃん」て人も結構いるみたい。分かるけど、もう1週間漱石を見てたらきっと、そっちに見慣れてしまうような気もする。
  • ミッチーのノリツッコミ…! こ、これは…!
  • 旧千円札に閉じ込められたみどり、ってとこかしら。途中であの千円がなくなったり破れたりすることで、みどりが元に戻れない、みたいな展開がありそうな予感。
  • 予告見たら来週早々面白そうだなー! 池津しゃんが出てくるとにやける。うふふ。

という訳で、ようやく1週間終わった…密度濃! このペースで8週保つんでしょうか、視聴者も、物語も。でも、昼ドラだからと言って基本的な手法を変えようとしない宮藤さんがわたしは好きだなあ。宮藤さんくらいになると、何やっても文句言う人がいるだろうし、エチケットペーパーとか丸無視で自分の中で誠実にやり切ったほうが、同じ文句言われるんでも絶対後味いいだろうし。
漱石になって、それを受け入れて、漱石であることで珍事件が起こって…その持って行き方が40話もあるとどうなるのか、全然想像がつかない。きっと、途中途中や(多分)最後にみどりが戻って来たとき、視聴者もこの1週間を思い出してわーん、て懐かしくなるんだろうね。そういう下地になる記憶として、この1週間はばっちりだったんじゃないかと思う。非常に楽しみ。

*1:港カヲル in 都会の山賊ツアー~演奏・グループ魂~ [DVD]」の特典ディスク収録の、ツアーで逗留中のホテルでの映像に基づく。朝起きると、廊下やメンバーの部屋のドアノブんところにさきいかが並べられていたりしたんだけど、それは「遅刻からのプレゼント」だったのでした。どっとはらい