吾輩は主婦である:第13話「やすこ」

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  • おお、ジャンバルジャンの常連にあだ名を付けて人間観察するのね。なるほど。「夏目賞はないのか?」うん、ない。でも「坊ちゃん文学賞」はあるよ。
  • 鴎外、紅葉、芥川…これ書くのに宮藤さんはどういう勉強をしたんだろう。どういう勉強するとこういうの書けるんだろう。分かるもんね、温水さんの台詞で、それぞれの作家の位置づけが。
  • 「吾輩は芥川賞を獲れると思うか?」ああ、この「吾輩」の使い方が本当に上手いんだ。家族が皆で「吾輩」を固有名詞のように扱うの。惚れ惚れする。
  • 「顔が長い!」で吹き出した。確かに。そして漱石が「ウケる」て! 芥川龍之介追体験する漱石。この時系列がぐちゃぐちゃになる感じ、微妙にSFっぽさが。
  • しかもささやかな幸せまで感じているのだなあ。漱石と主婦の、上手い感じのミクスチュアが出来上がってるっていう。この順応性の高さが漱石の可愛げだ。ほんで、可愛げは非リアルを帳消しにしてこっちを楽しませてくれるのだな。
  • 漱石ったら健気。実際、主婦が何か書き物しようと思ったらこんな感じになっちゃうんだろうね。「やるけど、感謝の気持ちは忘れるな」。これは主婦に響きそう。勿論、主婦だけのマインドではないんだけども。なのにたかしったら、「面倒臭い人だな」て。あーん。
  • 漱石の説教、確かに的を得ているのだがしかし。言い過ぎたと後悔しちゃうんだなあ。人間味あるじゃないか。「今度襲い掛かってきたら接吻くらいは許してやろう」いや、それは…! そしてたかしが打たれ弱すぎる。ヘタレ。
  • やすこがホワイトバンドしてる…芸、細かっ…! 「あたしみたいに何もしないのって結構勇気いるんだよ」 泣き顔コワーイ! コワーイ!!
  • 高校生コントがひどすぎて笑う。つか、何故たかしは長髪だったんだろうか。謎。そして出ーたーヨーヨー、スケバン刑事! げらげらげら!
  • 根性焼きのくだり、笑ったなー。命びろい。ひろしの ED はこれが原因だったのか。昼間っから「9年後無沙汰なのよ!」って。これはいきなり見た人びっくりするってば…ひどい…(ニタニタ
  • 何故かやすこ夫妻の問題を背負う漱石。基本的に人がいい、みたいなことかしら。何だかんだ言って自分から問題に入っていっちゃう感じ。このノリで他の隣人の問題も解決したりしてな! (多分ない。