TV LIFE

時間つぶしにコンビニで手に取ってみたら、「吾輩は主婦である」関連で宮藤官九郎インタビュー! と磯山晶Pのコラムみたいなのが載っていたので思わず購入。そしたら他にも春ドラマの最終回特集みたいなコーナーがあって、「医龍」では阿部サダヲ登場とな。ミニインタビューみたいなのに答えててアラアラと。皆さんうれっこですこと。
「体重当て」にこだわるところとかちょっと笑った。視聴者というか、第三者の感覚だそれは。しかもこれ、結構前の発売だったのか、彼の予想はすべて今週の放送で履行されてしまっていた。最終回の立場は? 決してタイミング的にはそういう訳ではなかっただろうに、今読むとまたもやテケトウ言うてる印象になってしまうのは何なのか。単にわたしの先入観か。うん、そうかも。
しかも写真が…強烈に顔をしかめてて、細くなった目が真っ黒な感じでコワイ。金髪が伸びてきててぼさぼさしてるし。ホントに面白い顔してますねこの人。つくづく。
あと、話は戻って「吾輩」の記事のほうで宮藤さんのことをナチュラルに「くんく」呼ばわりしているのを見てやっと思い出した、以前にコラム連載してたのってこの雑誌だったんだな。で、更にこの記事をよく見たら「短期集中連載」になっててびっくりした。コピーがすごい。

くんくが TL に帰ってきた!

地元のスター?
しかし、このインタビューでちょっと面白かったのは、放送開始前に磯Pがインタビューで言っていた*1タイガー&ドラゴンでやりつくした感」を、くんくさん(←なげやり)が「自分のドラマが現状の連ドラから浮いてることに気付いて、T&Dの後に連ドラやるとは考えづらかった」「夜よりは昼のほうが楽に書ける気がした」と言ってるところ。
まあ、大半その場のノリで言ってるんでしょうけども、普通の連ドラもう書かねえ、みたいな、なかなか大胆な発言にも読めてへー、と思って。語りを文字に落とすとニュアンス変わることもあるけど、それにしても、結構なこと言ってる気がする。
仕事の幅が拡がりっ放しなだけじゃなくて、書きにくくなる種類のものが出てくるんだとしたら、ちゃんと自分の傾向に忠実でいる感じがして、何となくいいなと思った。ホント何となくだけど。何でもできるフリをしないところが、生理的に信用できる感じなんだろうかな。や、連ドラも見たいんだけどね。

*1:http://d.hatena.ne.jp/oolochi/20060517/p1 元記事はもう消えてた。惜しい、もっと引用しておけばよかった。