連休中聴いてた音楽

ONION

ONION

誰かに貸したまま手元から失せた。ので、こないだマーケットプレイスで再度買うたった。
「唇に」はほんとうに名曲で、未だにライブでよくやってくれてるのが嬉しい。今週あるんだ、朝日ちゃんのソロライブ。楽しみ。「勉強」は2枚目のシングル曲にして1つの頂点極めてる感じ。そして「この世における大体のことはあなた次第で裏返りそうね」という詞を「流し台で裏返りそう」って聴き間違えて、えっらい深い詞だとか感心していた自分のアホさを思い出す。それから、大好きなさかなの「ロッキング・チェア」をカヴァーしているのもたまらない。
このアルバムがリリースされた98年というのは、わたしの人生最大の転機が訪れる前の年だ。まだ、極めてシンプルで直截的な感覚でいた頃の自分が、よくこの人の音楽に引っかかってくれていたなと思う。珍しく、自分に感謝する気持ち。
湯川潮音

湯川潮音

実はまだ新譜を買えていないので取り敢えずこっちを。湯川潮音ちゃんは「リンダリンダリンダ [DVD]」の劇中で「風来坊」を歌っている歌声に相当のぼせてしまい、このミニアルバムに入っているくるり岸田繁作曲の「裸の王様」で完璧にやられた。
つかこの曲はもう、ほんとうううううにすごいので、これを潮音ちゃんに書いたしげちゃんはすごいなあと思う。既視感を覚えるくらい普遍的な旋律に、ところどころ、面白い展開が仕込んであって、美しいのに一筋縄じゃいかない感じ。そこに乗っかる潮音ちゃんの詞もとても好きだ。
潮音ちゃんとしげちゃんはちょっと存在感が似てるかもしれない。清濁併せ呑むような強さと天然ぽいチャーミングさ、なのにどっかしらついて廻る寂しそうな感じとか。そういうのがきゅうって詰まってて、この曲を聴く度に2人の才能に溜息がでる。生で聴いてみたい。
図鑑

図鑑

「街」を聴かなきゃいけない気分になったので。思えば自分が今までにディジェをやった中で、くるりをかけたのは1回だけ。「ホームラン」だった。このアルバムはやっぱりなんか、ちょっと特別だ。