忙しい、なんてネットに書いても一文のトクにもなりゃしないのだがしかし、ばたばたしているのは事実である。公私ともに。
今日は矢野顕子細野晴臣が主催した、「レコーディングエンジニア吉野金次の復帰を願う緊急コンサート」へ行って来た。ものすごい出演者。主催の2人のほか、高野寛コシミハル高田漣大貫妙子、ゆず、井上陽水友部正人佐野元春…頭がぐらぐらした。丁度週末、漣さんも参加しているサケロックオールスターズのライブ*1で、「pompom蒸気」のカヴァーをやっていて、わーんなんつってきゅんとしていたところだったのだが、その漣さんが細野さんと一緒に、この曲を本日も演奏していたのだった。なんだろうコレは。
どいつもこいつも非常に豪華だったんだけど、圧巻は佐野元春の弾き語り「SOMEDAY」だろうか。別に佐野元春は通ってないんだけどさ…世代的に色々思うところがあって息苦しくなったり。すごいものを観てしまった。まだぼうっとしてます。
そしてアレだ、「MORE」だ。蜷川妄想劇場の阿部サダヲだ。コレ、素晴らしい出来だと思う。つか、スタイリングとヘアメイクがすごい好みのど真ん中で、阿部さんのよさの面白い部分を引っ張り出してる感じがする。いやあ、いいものを見た。わたしはこんなに阿部サダヲが好きだったか? と思うくらい、しげしげと飽きずに眺めておる。うーん、いい。すごくいい。「From A」の宮藤官九郎表紙を凌駕して、いい。
…ということが書きたくての更新である。未見の方は是非明日、書店はコンビニで「MORE」をチェックしていただきたい。片手で持つと腱鞘炎になります*2

*1:客席が大人計画祭りで、宮藤さん、三宅さん、池津さん、近藤くんを見かけた。皆無防備にうろうろしていたので、ライブ中の挙動がちらちら視界に入って来ていたのに、「七拍酒」演奏時は石鹸三宅が死角に入ってた。自分がズバンドンパパーンドコスカドーンみたいに調理した曲がASA-CHANG伊藤大地くんのツインドラムで演奏されているサマを観て、彼がどんな反応をしたのか、実に見てみたかった。

*2:ものすごく分厚い。こんな重いものが駅の売店で売っているということにびっくりした。