QuickJapan vol.68

ほしのあきちゃんのおっぱいボーン! な表紙の「総力特集:グラビアアイドル」の最新号。
http://www.quickjapan.net/modules/news/article.php?storyid=22
まだメインコンテンツは読んでないんだけども、ほしのあきちゃんやしょこたん小池栄子ちゃん、MEGUMI などのインタビュー満載の特集以外にも、横山剣さんのロングインタビューもあって面白そう。明日以降読もう。
じゃあ何を読んだかといえば、森山さんの編集部日記*1で読んで楽しみにしていた SAKEROCK の記事。すごくよかった。なんかこれ、4人でばらばらにインタビューしたやつなのかな? 再構成してあるけど、決してクロストークではないっぽい。そう思って読むといっそう、今のサケの「開きつつある感じ」がよく分かるというか。
何か、わたしがバンドなり劇団なりを「見てみたい」から「見なきゃ」に変わって行動するタイミングって、面白いように「開きつつある」タイミングと一致する傾向がある。多分わたしは開いているものが好きで、しかも何かこう、開きつつあるときの、広い世界に出てゆこうとしているムードに弱いんだと思う。元々の持ち合わせているものがいい感じにメジャーな方向に開花して、色んな人に受け入れられる準備が整っている時期のものに引っかかりやすい。サケはホントにたまたまだけども、やっぱりそういうタイミングだったのかーと思って、納得みたいなものを感じた(自分側の盛り上がりに。
っていうか新譜で源ちゃん、「スーダラ節」歌っているんですってね、この記事で初めて知ったよ! サケの歌モノアルバムで源ちゃん自身がカヴァーを歌うだなんて、「開いている」としか言えない柔軟性。いいなあ。そういうのホント好みよ。こないだたまたま、去年12月に源ちゃんがキックに出たときの録音を聴き返していたら、宮藤さんが「業界関係者の皆さん、SAKEROCK 今のうちですよ、これから来ますからね、今頃グループ魂とか言ってるようじゃ遅いです」と吹かしていたんだけども、そんなんを思い出したりもしつつ、こんないい時期の源ちゃん(とハマケン)の弾き語りをタダで3日間連続で観られた大人計画フェスティバルって、何とも贅沢だったなあとしみじみ思ったのだった。そんな期待の新譜、「songs of instrumental」は 11/8 発売である。待望。
あと、「演歌なアイツは夜ごと不条理(パンク)な夢を見る [DVD]」の記事もあって、さりげなく大塚さんと松尾さんにインタビューまでしておるよコレ。このドラマで松尾さんが演じた壺井という精神科医が「宗教が往く」に出てくる元精神科医・壺井につながっているというのは初めて知った。松尾さんが大塚さんへの…なんだろうな、思い入れというか、そういうのの表れだったっぽい。この小説には本当に、松尾さんの種々の思い入れとかトラウマとかが目一杯ぶち込んであったんだなあと改めて思い知らされた感じだ。
このドラマの脚本クレジットの宮藤さんの扱いについても触れていて(これを訊く QJ はやっぱり面白い)、要は大人計画の仕事で松尾さんが全然廻らなくなってしまったときに手伝いで入って、宮藤さんが書いてるこっちで松尾さんが「そこの台詞はこうして」みたいに言う感じで進めていたんだそうで、口述筆記というか「家庭教師みたい」って。ほー。このドラマと「猿が行く」って同じ年? 要は「hon-nin vol.00」の対談で宮藤さんが言っていた「松尾さんと一緒だと筆が進む」ていう実感が強かった頃ってことなんだろう。なんか納得。すごく納得。
本編の画像もいくつか使われているんだけども、阿部さんが映ってるカットもあって、ぱっと見は、全身のバランスとかがあんまし変わってないんだけど、真面目に観ると顔がやっぱり素人っぽい感じ。この点、映像で観たら相当楽しめそう。いやあ、すごいなあ、観られるもんなんだなあ、こういうのって。
あと、この号には「ダーリンハニーのメガネ談義」やコーネリアスの新譜「Sensuous」の小山田インタビューなんかもあって充実してる感じ。つーか、わたしの最近の興味が QJ に寄って来たのかもしれない。何だろう、若ぶっている…?(えー