ふるチン

先週分をようやく聴いた。ゲストは大槻教授で、古田さんが教授のスタンスに絶大な信頼を寄せていることが感じられる内容で面白かったんだけど、最後の最後、次週予告(つまり今週分だ)としてゲスト予定の宮藤さんを紹介しつつ、「ウーマンリブ先生」の稽古の様子…っていうか、脚本に関する絶賛を口走っていた。
いわく、面白い芝居だろうが面白くない芝居だろうが、今時、第一稿が通ることなんて殆どないのだと。しかし「宮藤くんに限っては(リテイクは)ナイ」「一発目から面白いです」と豪語。役者から申告して書き直してもらうこととか全然ないんですって。つーか、他の脚本家にはそういうことを役者から言うのか…っていう点に驚いた。そういうもんなのね。
古田さんは散々「いやあ、大変な人だわあ」と感嘆の声を上げつつも、安東アナがメールのあて先などを読み上げる後ろでぼそぼそと、「もうちょっと台詞を減らしてほしい…」「あんなの覚えられないよ…」「松尾さんも俺もいっぱいいっぱい*1だよ…」と呟いていた。でも必要なアナウンス内容に被せて喋ったりはしないのよね。そのへんちゃんとしているよ。
あまりにも濃ゆいW主演の両者が「面白い」と断言している脚本なので、多分本当に面白いんだろうと思う。普通、「面白い」ってだけ言うっていうのはなかなかできないような気がするもん、「面白い、んだけど…」って何かエクスキューズ足したくなるもんだと思うし。なんか日々同じこと書いてますけど*2、実に楽しみだ。

*1:SPA!」でも松尾ちゃんが泣き言を書いていた。主に稽古場が錦糸町だという点について。確か「ニンゲン御破算」のときも稽古場が錦糸町だって話だったと記憶している。錦糸町なうえに、駅から異常に遠いって…誰が言ってたんだっけな、宮藤さんのコラム?

*2:つーかわたしは基本的に、楽しかったことか楽しみなこと以外をここに書く気はない。