R25

インタビューは小山田圭吾コーネリアス)。お父様が先日お亡くなりになられて、喪主として「音楽の道に進んだのは父がいたから」と語っていたなあ…とか思いながらざっと読んだけれども、何だコレ、どうして新譜について殆ど何も喋っていないのだろう? 最後の最後にちょっと喋ってるし、このコーナーのテーマはインタビュイの25歳当時の「つきぬけた瞬間」を語ってもらうというものだけどさ…全体的に、音楽をやってきた気持ちの流れを訊いているのに、新譜については全然シンプルな情報しか記事にしていない。バランス悪すぎ。
何というか、R25がどんどんダメになって来ていることを感じる。毎週読んだりしてないけど、たまに読むたび「ダメ」の匂いがキツくなっている。タイアップ記事の比重が高まって、表紙の紙質を落としすぎてぺらぺらで…そんなに思い入れのある雑誌(つーかフリーマガジン)ではないけど、それでも、「ダメ」の匂いは人の気持ちをこんなにも切なくさせるのだ。