映画の前に
寄れる時間だったので、噂の麺通団に。あつかけ大とかしわ天、わかめとじゃこのかきあげ。
よかった点。
- 麺が純粋に旨かった。味も歯ごたえもばっちり。
- だしも相当好みの味で嬉しかった。隣にいた高校生の集団が、あつかけにがっぱーとおしょうゆを入れてるのを見てぎょっとなったんだけど…え、味薄い?
- 大を頼んだらたっぷりの麺が出てきて満足。おにぎり頼むくらいなら、うどんの大だな、わたしは。お陰で多分、朝までお腹は保ちそうな満腹度。
- 薬味におろししょうががあった。わたしが家で作るうどんの基本薬味だ。だしが薄いと思う人は、ためしに一度しょうがをアホほど入れてみたらいい。いいお味になりまっせ。
あんまりよくなかった点。
- ただで使える薬味がもちっとあってもいいんじゃないか。
- 天ぷらの衣の味が濃すぎ。おつまみにはいいかもだけども…。わかめとじゃこのかきあげは、まあ、具の特性もあるだろうけど、特に塩からくて、今めちゃめちゃ喉が渇いている。だしの旨みが台無し。
- 麺を茹で上げてから食べるまでにステップが多すぎる。会計の寸前で茹で上がるようにできないものか。前の人が薬味をこぼしておろおろしている間に、せっかくのつやつやの麺の表面が曇って、麺と麺がくっつき始めていてイラっとなった。
- 麺の水切りちょっと甘かった…店員さんのあたりはずれがあるのかなー。
美味しかったです。もちっと近ければまた行きたい。
あと、うどんといえば、の余談。きのう、京都の相談で、祇園の「権兵衛」というお蕎麦屋さんの「きざみうどん」の話になって、キクさんたちに熱弁を振るっていたんだけども、わたしの父は祇園の生まれ、八坂さんの氏子というがちがちの京男で、ここのうどんがデフォルトっていう状態で育っている人なのね。だから、うちでのうどんは、基本的にここのテイストをなぞっている。最近母がやる気をなくしつつあってそうでもなくなっているけど、わたしがうどんを作るとそんな感じになっちゃう。関西風のだしに長ねぎとお揚げの刻んだん、たっぷりのおろししょうがと七味(黒七味とか)。
家で関西風のうどんを作りたい人は、カトキチの麺とヒガシマルのだしの素をオススメしますよ。