キック・ザ・カンクロー

全然今週じゃない。土曜日放送分なので…えーと…何日経ったかも数えるのが面倒臭いくらい日数経っとる。いいやもう。
ゲストにグループ魂・ヴォーカルの破壊…つか、阿部サダヲ。最初の♪ちゃっちゃっちゃっちゃーん♪の出囃子直後、名乗らなきゃいけないとところで「…えー…あ、やぶ、破れるに動くと書いて…あ、破れるに壊すと書いて…」ととんでもないわたわたぶりを露呈していてなんか珍しいっていうか。そもそもこの人ってこんな声高かったっけ? 何でしょうか、テンション高め?
宮藤さんともカヲルさんとも久しぶりなんだそうで、大人フェスぶりに会うカヲルさんの髪型に「ひどいパーマ*1だね」と呟いてみたり、「舞妓Haaaan!!!」の制作発表記者会見振りに会う宮藤さんに「一回も(撮影)観に来ないもんな」「何回訊かれたことか」と軽やかに嫌味を吐いてみたり、相変わらずの傍若無人ぶりですごい楽しそうだった。声高くなりっぱなしだし。
つーか、放送の頃には新感線の稽古が始まっているはず、という流れで、「朧の…なんだっけ?」という宮藤さんに、「おぼろのもりにすむおに!」と滑舌よく言う阿部さんがちびっこのようなら、「すごーい、合ってる合ってる!」と拍手かなんかしかねないノリで褒めそやす宮藤さんはお父さんのようだ。何なんだこの人たち、ったく気持ち悪ぃなあ。げらげら。しかもその流れを受けてカヲルさん、「鬼? 鬼になるの?」と真面目に訊いてるし。放送作家の高橋さんは「カッパ?」と突っ込んで、何故か宮藤さんに「違いますよ!」と激烈に否定されてるし。皆げらげら笑って頭がおかしい感じになっていて、いやあ、ホント、楽しそうすぎてばかだなあと思った、この人たち(← 褒めてます。
大体、前半は舞妓話、後半は嫁話、という感じだったのかな。舞妓話では撮影楽しかったー、みたいな。宮藤さんがやたらと「長かったでしょ」「あんだけ出ずっぱりで大変だったでしょ」って言っていて、要はあんたが書いたんだろ、みたいなことなんだけど、スタッフが途中で「飽きたねー俺に」と呟く阿部さんが笑えた。わたしは撮影1〜2週目にエキストラ参加したんで、割とフレッシュなところを観られたってことですな。はは。
後半の嫁話は、阿部さんが嫁の話をしているのが珍しくて、「嫁はミッチーだからね」と間違った文法で吐き捨てるように語っているのが面白いなあ*2と思ったんだけど、それより松尾さんの嫁、妻子タンの話が一番笑っちった。ウーマンリブの初日、劇場で確かに、吐夢さんと喋っている妻子さんを見かけたんだけど、その後だったんでしょうね、楽屋口でがーっと宮藤さんに向かって走って来て、殴られるのかと思ったら、「すっごい面白かった」って言われたんだそうで…しかも涙ぐんでな…松尾さんがいない打ち上げ会場*3に来ている、とかね…怖いね…怖いけど面白いね…。
あと、離婚ネタでシドゥの話をしていたのも笑ってしまって、要は飲酒運転の後に宮藤さんに電話して来て、「お前の名前最近聞かないけど、ちゃんとやってんの? 大丈夫?」みたいに言われたと。これから映画とか舞台とかあるんでご心配なく、みたいに言ったら、「俺は今、石松の稽古だから」と言っていたんだそうで…えーと、石松ってかなりチケットの売れ行き悪かったんだよね…イープラスが一等を3500円も安くしているのを見たし、松竹のほうでも結構値段下げてたしね…。あと、これは毎々気になっているんだけど、シドゥと宮藤さんて、同じ大学で2学年違いだったはずで、要はシドゥはわたしと同じ学年で、宮藤さんは2学年上だった訳で…えー、何故宮藤さんがシドゥのことを「獅童さん」と言っているのに、シドゥは宮藤さんのことを「お前」呼ばわりしなければならんのかと。芸歴が上だから…? つってもねえ…? まあ、愉快な人ですね、シドゥ、踊るマハラジャ
あ、そういえば、webダイジェストももう上がっているはずなんだな。どーせまた、ダイジェストの名の下に、カットした分配信したりしているのだろうよ…明日以降聴こうっと。

*1:ウーマンリブ先生」の役どころのために、おばさんともおじさんとも取れるようなおもしろパーマをかけていたので。つか多分、旅館の従業員仲間の宍戸さんに揃えてのパーマだったんだろうなあ。

*2:「吾輩」初回 O.A. 直後にメールが来たのは阿部嫁と、あとどっかの嫁だったんだとか。河原嫁も確かミッチーファンでしたっけか?

*3:楽日、終演後15分くらいで楽屋口から出てきて、普通に会場から出てきた客と一緒にエレベータに乗って去ってゆく宮藤さんの姿を見たんだけど、同じエレベータに乗り合わせたお友達が「打ち上げには戻ってくるって話してましたよ」と報告をくれたりしてたのだった。ホントに戻ってきてたってことですね。や、だから何ってこたあないんですが。