忌野清志郎 ロッキングオンジャパン特別号―1951-2009

忌野清志郎1951ー2009 ROCKIN’ON JAPAN特別号

忌野清志郎1951ー2009 ROCKIN’ON JAPAN特別号

近所の本屋で発売日に売り切れていて、タワレコで夫が買って来てくれた。
昔の写真とインタビューの再録がたくさん。若い頃の清志郎のエロい感じが形として残るのはいいなと思いました、若い子たちからしたら好々爺っぽい存在だったんだろうけど、わたしの中のイメージは全然違うので。
再録だけじゃなく、渋谷陽一ならでは、のチャボのインタビューが収録されたことで価値が10倍くらいになった本だと思った。でも正直、山崎洋一郎のあとがきは蛇足だった気がする…編集部員たちのコメント掲載コーナーを設けてあったブロスの追悼特集号でも思ったんだけど、編集する側がモノを言いたがりすぎではないだろうか。まあ、わたし含めて世間には、ブログとかミクシとかで清志郎の死に対してモノ言いたがる人ばかりいる訳ですが!
そんな中、巻末の有名人たちの200字コメントにおける矢野顕子が最高に格好良かったです。「死んじゃった」って言葉をちゃんと使えるアッコちゃんの強さがいとおしい。勿論、清志郎の死後初めてステージに立った翌日に行われたインタビューにおける、チャボの「寂しいよお」連呼もぐっと来た。寂しいよね、当たり前だよね。