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朝一番に松尾コラムで蕩けた。
わたしは大人計画の中でも、圧倒的に松尾宮藤のならびによわくって、去年「キレイ 2005」を観たときに、宮藤さんがマジックをやる横で松尾ちゃんが(体操服姿で)マイクで歌って駆け回っていたとき、マジシャン宮藤の横に体操着のヒゲの人が並んだだけでちょっと泣きそうになったほどだ。我ながら気持ち悪いんだけど。
こないだの松尾ブログで「宮藤と対談」とあって、一体掲載媒体は何何何何何何!! と思っていたらどうやら「hon-nin」第一号らしい、というタレコミはもらっていて、だからその事実自体は既知のものだったんだけど、松尾ちゃんの語り口に何か…やられたのよな。宮藤さんがどんだけ大先生になっても、何かこう、微妙な距離感のある弟分、みたいな存在なのは変わらないんだろうなあ、て、「身内」つう言葉にそういう感じを受けて、とろーん、て。
最近、宮藤さん個人の仕事の充実度合いがものすごくて、なのに本公演であんな風に、松尾演出の下でがっつり役者に徹しているのを見た後なので、何だか余計にそういうのが気持ちよくて。しかし、その弟分に嫁の奇行の心配をされるのってどういう気分だろうか。案外楽しそうな気がするのだが。