第5回かながわ戯曲賞・最優秀賞リーディング公演

忘れてた。遊園地再生事業団、というか、ウクレレからメールが来ていたんだった。

『無頼キッチン BRAY KITCHEN』作:スエヒロケイスケ

演出:宮沢章夫

出演:正名僕蔵大人計画) 戸田昌宏 笠木泉 片倉裕介 上村聡 岸建太朗 田中夢 南波典子 渕野修平 山縣太一

会期:2006年 8月5日(土)17:00 開演  6日(日)14:00 開演

会場:神奈川県民ホール ギャラリー

☆チケット 一般1,500円 学生1,000円 全席自由  *発売中

ぴあとかの他、上記サイトからもチケット予約が可能みたいです。
宮沢作品常連組、っていうか、新旧常連が入り混じってる感じの強烈な布陣。戸田さんも正名さんも、宮沢さんの演出の公演で観るのはものすごーーく久し振りな気がする。わたしは多分、この2人とも、最初に観たのは宮沢さんの舞台*1でだったと思う。
リーディングに南波さんがいるというのはすごく安心感があるというか、絶対トーンメーカになりそう。何だか、90年代の宮沢さんの舞台の常連組と、00年代の常連組が一緒に出る、っていうのがすごく興味深くて、特にリーディングって役者さんの芝居の質感というか、トーンが結構出る形態だから、その色とか温度とかがばらつくのか、まとめるのか、宮沢さんの方法論にとても興味が湧く。是非観に行きたい(というか、聴きに行きたい)のに、両日ともひたちなかにいるので無理なんだった。残念すぎる。
つか、チェルフィッシュの?*2山縣太一さんが出るし、神奈川なので、わあ、ko-motoさーん*3、と思ったけど、考えたらko-motoさんもひたちなか行くんでしたね…わーん、何か勿体ないよ! どなたか、8月最初の週末に東京(か神奈川)にいる方は是非に。

*1:戸田さんは「あの小説の中で集まろう」、正名さんは「知覚の庭」。戸田さんは岩松さんのほうが先だったかも。でも、わたしの中での戸田さんはすごく宮沢さんの舞台の印象が強い。確か宮沢さんの舞台に出るときは必ず役名は「ミウラ」で、「だってミウラって感じじゃない」って宮沢さんが語ってらしたのをどこかで読んだ(か聞いた)記憶がある。宮沢さんのそういうところが好きだ。他にもこういう「固定の役名」を持たされている役者さんが何人かいて、笠木さんは確か「リカ」だったような。

*2:「チェルフィッシュのひと」なのかはよく分かっていない。チェルフィッシュの舞台によく出ているひと、というのは事実のようだが。

*3:id:ko-moto