金曜深夜、関東ローカルの生放送『虎の門』でいつものようにいくつかのコーナーを担当。
ここ数ヶ月、カンニングの竹山くんがADとして参加しているのだが(実際フロアでカンペを出していて、このカンペのタイミングがいい!)、さすがに今回は休むだろうと思っていた。
が、ちゃんといる。ちゃんといて、カメラに映らないのにきっちりカンペを出している。
番組が内容としては終了すると、最後にカメラは竹山くんを横から映した。カンペには「VTRへ」と書いてある。そして、流し出されたのは4分ほどのカンニングの漫才。『虎の門』でかつて生放送されたものである。終了後、無音の中でカンニング中島くんへの追悼の辞がテロップで出た。竹山くんにいっさいコメントを求めないのは番組の誠意であり、愛情のあらわれであり、『虎の門』らしい品のよさだった。
俺はすでに自分のコーナーが終わっていたのであえて楽屋で観ていたのだけれど、スタジオで竹山くんとともにVTRを目にしていたらたぶん感極まってしまっただろうなあと思う。

カンニングはテレ朝っ子です!」って、一週間テレビガイドで竹山は叫んでたんだよ。上記ブログのコメントでも皆さん書いてらっしゃるけど、あの番組の視聴者には伝わっていると思った。そういう番組で彼らを初めて観られたことは、なんかすごく幸せなことだったのだなあと、改めて。