それでもボクはやってない」を観て来た。真面目に、というか、ちゃんと思ってることを伝えるための感想、ってやつを書きたいな、この映画は。どう思ったのかをちゃんと書いておきたい。明日明後日とかでこつこつ書けたらいい。
ただちょこっとだけ書くなら、めちゃくちゃ面白い映画だったんでした。題材も脚本も演出も撮影もよかったと思うけど、役者の芝居がとにかく全般的に素晴らしかった。正名僕蔵さん、こんないい役やってるの初めて観たよ。うわあ、正名さんがいいなあ…! と思って帰宅後パンフを観たら、周防監督、瀬戸朝香ちゃんのインタビューでそれぞれ正名さんを褒めてる箇所があって、やっぱなー、よかったもんなー、すっごいなー、と。いやあ、細部に至るまで気配りの利いたキャスティングでした。もう、本田博太郎田中哲司なんてのけぞるくらいよかったよ。わあ、書き出すと止まらないよ、詳しくはまた今度。とにかく大変に満足したってことだけ今は書いておきたいんです。
先週末の「ふるチン」、ゲスト森達也の回を通勤電車で聴いた。面白い。やっぱり読もう、森達也。でも、今読みかけのこっちを読み終わってから買う。

鏡獅子三代 勘九郎の挑戦―山川静夫・推理ドキュメント

鏡獅子三代 勘九郎の挑戦―山川静夫・推理ドキュメント

これ面白いのだわあ。現・勘三郎が30歳の頃に、祖父である六代目菊五郎の十八番だった「鏡獅子」を習得するために、六代目の遺した舞台映像を科学的に解析してゆく過程を綴ってある。まだね、解析始めたくらいのところを読んでます。この過程の結果としての鏡獅子、の20年後のありようを先月、歌舞伎座で生で観て来たところなので、遡る感じが楽しいのだ。贅沢してんなーとにやけちゃう。
私信保留気味。週末までには。
あ、関係ないけど急に思い出した、魂の対バンツアー、大阪は前座でミドリが出るんですってね。聞いたとき歯軋りしたのにリアクションしてなくて、今更だけど思い出したので毒づいておくよ。くそー、大阪いいなあいいなあ。平日じゃなきゃ行ってたなあ。くそーくそー(口汚いよ!
もーこーなったら、東京はそれこそやっつん*1とか、客入れ時間中にディジェでもしにくればいいじゃない! って、ああそうだ、今週末は久々にやっつんのディジェが聴ける(っていうか観られる?)んだった。マキタ学級。あと、「ユメ十夜」も観に行くつもりだし、ラーメンズも2回目観る。楽しみだなあ。その分、明日明後日仕事頑張ろうっと。

*1:先週のキックのダイジェストで、「ディジェやってるんですって?」「魂の曲とかかけてくれてるそうじゃないですか」等々と喰いつく宮藤さんに、何とか商売的に絡んでゆこうとするアグレッシブなやっつん、ライブ時の出張ディジェを売り込んだりしていた。来週月曜くらいまではまだ聴けるはず。→ http://www.tbs.co.jp/radio/arb/