憑神
何故か家族でこれを観たよ。
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2007/12/07
- メディア: DVD
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キャストが変に豪華だった。夏木マリの老け役はつくづく胸が高鳴る。佐々木蔵之介のダメ侍っぷりもエロス。香川照之、江戸っ子へタレ蕎麦屋がカワユス。佐藤隆太の似非山伏も何が何だかわからないけどカワユス。
しかしなあ、なんで最後に原作者が出てくるのでしょうか? めかしこんじゃって。人情話というほどでもなかった気がするので、浅田次郎節としては不完全燃焼感を覚えた。影武者の家系、っていうネタは面白かった気がするのですが、作品全体としては「ふーん」となって終了した感じ。子役が達者すぎてびびったけど。
それにしても妻夫木くんて、人がよさそうに見える役がやっぱり似合いますね。役者としては不本意かもしれないけど、あの顔を見たら「そうか、いい人なんだろうな」みたいに得心してしまう不思議さよ。若者のうちは絶対得だろうけど、年齢を重ねると、得なのか損なのかわからなくなってくる資質かもしらんね。
ED の米米 CLUB の曲がなんか格好よかったです。エンドロールのキャスト、スタッフの名前が全部、本人手書き文字だったのが面白かった。