最近読んだ本

ライン(4) (ワイドKC Kiss)

ライン(4) (ワイドKC Kiss)

4巻出ると思わなかったヨ! 引越しのとき3巻まで人にあげちゃった…はは、ま、覚えてますけどね内容全部。
3巻までではあんなにかわいいかわいいとひけらかされていた邦彦の影がひどく薄くて笑った。きっと西村さんの最近お気に入りのボーイフレンドは三須タイプなんだね…この人容赦ないなホントに…。女の子のキャラクターはどれだけ連載長くても安定してるのに、男性キャラは主観(多分作者の)によって扱いに波があるのが、この人の漫画のひどいところでもあり、面白いところでもある…って書いてて気付いたけど、この人の漫画って常に視点が女性目線なんだよねえ。だから「相手」になる男性キャラについては、気分(関心)次第で傍受できるエピソード量が変わってきちゃうんだろう。女性としては正直な人と言えるけど、作家としてはどうなのか。特徴的ではあるけどさー。
邦彦、もっとかわいいところいっぱい出してあげたらいいのにねー。リツコの仕事漫画みたいになってんじゃんねー。ひどいねー。くくく。
先生はえらい (ちくまプリマー新書)

先生はえらい (ちくまプリマー新書)

405ちゃんに借りたやつ。やっと読了。なんっか、するする読めすぎて、「あれ今の何?」ってまた戻る、みたいな繰り返し。一緒に借りた「ひとりでは生きられないのも芸のうち」のほうが圧倒的に面白かったのは、わたしはやっぱり社会の仕組みについてああだこうだ言ってるものが好きだから、ってことみたい。この本は、そこまで大きな範囲のことを語っていないんですよね。それがつまらないというか…や、範囲が狭い分、理論がでんぐり返しをしていて、読んでて「え、何の話だっけ?」ってなるところが多い。だから、つまらない、っていうんじゃないけど、理論を転がして楽しんでるだけで、何かを指摘したり看破したりしよう、という志の高さをあまり感じなかったのです。そこが物足りなかったのかも。今思い返しても書いてあったことが残ってないのでした。わたしってば…。