ラスト・フレンズ
やー、近年まれにみるうんこなラストでしたなあ！
宗佑が最後まで意味わかんないひとで、なんというか、お気のどく！ っていう感じ。錦/戸さんのスケジュールの関係だった、とか、そういうことならまだ納得ゆくんですけど、役者さんじゃなくて制作側がああいうキャラクターを意図してつくってたってことなら、もうホントにうんこだよ。登場人物に愛情がなさすぎ。不可解に女を殴ったり、シェアハウス住人を襲ったり、怪文書出したり、レイプ（よな、美知留との最後のあれは）したり、つじつまの合わないモンスターに仕立てておいて、収集つかなくなったら急にオロオロさせて自死させたりして、もうまったく理解も同感も納得もできずにどっぴきでした。ホントは死んでなかったりするんではないのかなー、死ぬにしてもその前にもうちょっと救いのある（つじつまのあう）展開がもうひと山あったりするのかなー、と先週ラストの時点では思った（期待していた）んですけども、結局そのままお亡くなりに…。物語的に、明らかに「処分」した、っていうことですよね。ひどい。本当にひどいよ。宗佑が不憫だよ。
まあ、真面目に考えるのがあほらしくなっているので、つっこみどころだけメモしておきたい。
- 記者会見での瑠可の発言が質問への答えになっていない件。逃げられないように釘まで刺して質問した記者タン、カワイソス。
- オグリンの妻ってほんとにいたの？ 脳内妻だったんじゃないの？ そうでないならあまりにも雑な扱いでひどいよね…！
- 「来月ミラノに転勤」ってところからプロポーズ → 結婚、の速度感がまったくわからん。結婚式ってそんな簡単にできないぜ…？（とおいめ。
- 美知留の母ちゃんのアパート、都内じゃないの？ 都内だったら何故、美知留を迎えに行くためにタケルは大型バイクを借りて来たのか？ まるで銚子まで行かなきゃいけなくなることが予めわかっていたかのようですよね…それに大型バイクに2人乗りして、美知留が一緒に帰るって言ったら、いったいどこに乗せるというのか？
- 何の手がかりもなく銚子に向かう瑠可とタケルはどーかと思う、気が済めばいい、てことならともかく。そもそも銚子にいる確信もないのに一日中聞き込みなんてできるもんかい。
- 瑠可の身に危険が迫ると食器が割れるという宇宙の法則。
- 瑠可たちと美知留を病院で偶然出会わせなきゃいけない理由がわからん。運命的にしたかった？ 「病院で会わせなきゃ → 瑠可たちを病院に行かせなきゃ → 事故らせる？ → じゃあバイク？」みたいなのが見え見えなんです…萎えるわああああ。しかも産気づいてまた病院に戻んねんな。だったら普通にお外で出くわしても同じじゃんね、意味わかんない。
- 子供ができて「もうひとりじゃない」ことが嬉しくなったっていう美知留は、そういう発想なら宗佑から離れなきゃよかったんじゃないのか。または、瑠可にべったり寄っかかってしまえばいいんじゃないのか。
- 瑠可は手術は諦めたの？ 美知留が手に入れば手術しなくてもよいと？ 性同一性障害ってそーーーーーいうもんじゃないでしょーーーーーーう。
- シャアハウス、住む人数がころころ変わったら、家賃の分担金額が変動して大変だと思うんだけど、そのへんは誰も気にしてないのだなあ。
- 来週の「特別編」は何をやる気なんでしょうか。過去話？ ありがch(ry
でも、最後までエリのキャラクターはよかったです。宗佑が死んだって聞いたときのエリの動揺にオグリンがぴしゃりと「エリさんは関係ない」って言い放つ、そこはとてもよいなあと思った。あとは大半がうんこな最終回でした。
これまでの美知留のおこないを見ていれば、コミューン的な、3人で平等に仲良くヘイワに…みたいなのが絶対成り立たない性格だというのは明らかじゃん。自分のことだけを愛してくれる人がいないとダメな子で、そんな3人態勢だったら、絶対に「でもタケルくんはわたしより瑠可のほうが大事なんでしょ」とか「わたしがいなかったらよかったのにね」とかそおいう発想にいきますよ、あのばか女。なのに、「名前はルミ、瑠可のルと美知留のミ、ルにはタケルのルも含まれてるの」とかつって、んもう、きもちわるいんだよ…！！ 美知留にほんとおおおおおにうんざりしました…！
今はただ、ブロスの「これでいいのか最終回」が楽しみ。そんな感じでした。
