最近買った本

早わかり! カロリー・ナビ

早わかり! カロリー・ナビ

既製品のカロリーもたくさん載ってるのがいいなーと思って買った。外食時の参考にもなろうかと。厳密なカロリー制限とかする気はないのだけど、ざっくりとでも、何は食べても安心なのかとか、何は「食べたい」と思っても何回かに一度にしておいたほうがセーフティーなのかとか、そういうことを知っておくのも悪くないのかな、と思って。
ファーストフードの中ではサブウェイがちょう優秀! とか、カレーは危険な高カロリー食、とか、いろいろ面白かったです。中年、必死なんである。希望としては、血行をよくしたい、っていうのと、多少は痩せに役立つことがしたい、っていうのとのミクスチュアで、時間取らない方法をなんとなく探した結果、ここに至ったという次第。やっぱり姿勢つうのは大事なもので、日舞のお稽古やってるときは思い切り意識しているのだけど、普段はぐずぐずなので、こういうのは丁度いい気がする。
チャルカといっしょに東欧の手づくり

チャルカといっしょに東欧の手づくり

手芸熱が収まったかのように見えながら、虎視眈々と機会をうかがっていたりもする。まあ、本棚を買って*1、部屋のダンボールを駆除してからじゃないと、これ以上モノの増える趣味に手を出す気はないのだけど。大げさなものは少なくて、生地やボタンが持つなつかしい風合いを活かした作品が多くて見てるだけでも楽しめる。フエルトの花の髪ゴムとかかわいーんだよー、秋まで髪切ってなかったら作ろうっと。
Cut (カット) 2008年 07月号 [雑誌]

Cut (カット) 2008年 07月号 [雑誌]

蒼井優ちゃん特集。まだまだ全然読めていない。コメントを寄せているメンツがわたし(の好み)っぽい、と夫がオススメしてくれたので買った。松尾さんと池津さんが同じ立場でコメントしてる、っていうのは確かにちょっと珍しい。岩井さんのインタビューも楽しみだなあ。早く読みたい。
ちず丸BOOK 東京23区

ちず丸BOOK 東京23区

地震が怖い…と考えていて、例えば出先で地震に遭って交通が分断されたとき、夫と落ち合うためには家まで戻らなくてはいけなくて、家までどうやって帰ってきたらいいのか、大まかな位置関係とかを知っておきたいと考えたので。とはいえ、その割りに細かい地図を買ってしまったのは、行きたいお店の駅からの道を確認するのに使えたらいいなと期待してのことでした。我ながらどっちつかずだよ。でも、細かい地図って見てるだけで楽しくてやめられん。ちなみに、この間、雑司が谷に行ったとき、新しい地下鉄の載ってる地図ほしいなーとか思ったのが改めてほしくなったきっかけだった。羽生名人が永世名人に、というニュースに、かつて読み耽った「月下の棋士」に思いを馳せつつ、「3月のライオン」にも想像を巡らし、結果、2作ともにモデルとされた人物が登場する故・村山聖のことを考え、「聖の青春」を読みたいなあ、マーケットプレイスで買おうかな…と Wikipedia を読み進めるうち、彼がファンだったというジェイムズ・ティプトリー・ジュニアに関心が移り、よく聞くタイトルのこの作品を書店で手に取った、という次第。
やー、よくできてたー。連作とはいえ、3作の間にはあんまり相関性がないような気がしたんだけど、宇宙空間の拡がりに対する人間(というか、ヒューマンという種?)の無力さだとか、異種コンタクトにまつわる難しさが暗喩するコミュニケーションの重要性だとか、極限における献身の尊さだとか、無理にテーマを見出そうと思えば、まあ、できなくはない…みたいな、そういう感じだった。
一番好きだったのは1作目。コーティが大変魅力的だったので。功名心と野心に溢れた、才気走った少女だと思って読み進めていたので、彼女が独特のトークのテンポを落としもせず、堂々と重要なチョイスを行うラストが効いた感があった。時間差も切ないんだよなあ、録音された彼女の語りを聴いている父親は何光年もこっちにいるから、再生しているその瞬間、事はすべて終わってしまっているんだ、っていう前提が。でもコレ読んで泣かなきゃ人間じゃない、とか言われていたようだけど、まあ、そこまでではなかった。うん。
SF 読んだの久しぶりだけど面白かったので、もうちょっと読んでみようかなあ。

*1:夫の仕事の忙しい時期が過ぎるのを待っている最中なのでした。引越しして2ヶ月になろうというのに、まだまだ仮住まいっぽさが残っているよ。