この週末といえば

土曜にやってたテレ朝の特番で、キムラさんがモリくんについてコメントした、モリくんを「なかったこと」にしようとする事務所上層部? へ反旗を翻すなんて立派だ、というような論調をきのうたくさんインターネッツ上で見かけたのですが、それよりわたしは、終日かけて走らされまくった全力坂の50本全部を丁寧に流さず、途中で画面二分割、四分割で放送した番組制作者側にガミガミ文句言ってるキムラさんのほうが強く印象に残ってしまったのですがどうしたら。
あれ観て、なんておとなげないひと! って思っちゃったんだよね…わざとだよー、番組面白くするためにそういうことする人なんだよー、とファンの方は言うのかもしれず、だとしたら彼の人のパーソナリティをよく知らないのに恐縮なんですが、いち視聴者としては気まずさ、いたたまれなさしか感じられなかったのは事実なので、どーなのあれ? と率直に思ったという次第。番組スタッフへの文句ならあとで言えばいいと思うんだ…客(視聴者)に見えるようにやらんでも*1、っていうね…。
というか、あの番組観てる間、モリくんの存在より、イナガキメンバー事件でいろいろ自粛していた時期を「なかったこと」にしていた点に意識を奪われていました。絶叫マシンがイヤだと手鏡を投げてナカイくんに殴られた、という若い頃のイナガキさんのエピソードに、「ああ、その気質があの事件に…」「なんかパニック起こして車に立てこもったとかって話だったよね…」と納得のようなものを覚えたり、覚えなかったり。
まあ、テレビで逮捕歴について触れるとゆーよーなことは、J 事務所のタレントさんじゃなくてもふつうはしないかもしれません。ただ、タブー云々と言うのならばモリくん以上の真のタブーがあったじゃん、って思ったという話です。モリくんより、そっちに触れてたら真に神だったと思うの、キムラさん。
※ もしこのエントリあとで消してたらすみません。

*1:先週の「ありふれた奇跡」で山田太一せんせえが、加瀬くんが連れて来た女の子の前で、加瀬くんの父親が祖父をたしなめるシーンで、祖父に「客の前で親をけなして楽しいか」ってせりふを言わせてらしたのだけど、そういう感じですまさに。