誰よりもママを愛す

ドラマのカテゴリを作ってたのにずっと忘れてたよ…先ほど気付いて愕然としてます。何をやっているのだろうかわたしは。吾輩とかさ…まあ、これは特別カテゴリ作って正解だった気がするけども、医龍とか、まともに毎回感想書けばよかった。がっくり。
で、今週の「誰ママ*1。ものすごーく、ドラマ本体が性に合いません。でも阿部さんのオカマちゃんが見たいので観た。割と苦行かもしれないコレ。
阿部さんがオカマ役ってものすごく馴染みがある…ってヘンな表現だけども、どんな芝居するか、なんとなく想像ついてたんだけども、やっぱり実際に見るとわーってなった。声がねえ、役によって違うんだよねえ。役者・阿部サダヲの魅力っつか特徴つったら、目と声が並んで筆頭だなあと思う。あと、にかっ、て歯あ見せて笑うキャラクターな感じなんですかね。歯が綺麗だなーとか関係のないことを思ってました。
何かわたしの場合、元々舞台の阿部さんから入ってるから、テレビドラマ(宮藤作品以外*2)の阿部さんを見ると、芝居のデカさにかなりハラハラすることが多かったんだけども、ここんところはいいバランスだなあ。
ドラマ本筋への興味の湧かなさが夥しいので、いっそ玉鉄とピンコちゃんが付き合っちゃえばいいじゃないか! と思った。だって、妻が働いて夫が家を守るっていう、その逆転を既存の価値観で計らずに己の物差しで見ろ、みたいなのがメッセージなんでしょ? だったら男同士で付き合っちゃえばいいじゃない。そんくらいやれば見る気が増すってもんよ。まあ、このドラマのテイストの範囲内でそんなきわどい設定にされてもイライラするだけな気もするけども。
劇団ひとりが韓流ノリで扱われているポイントは笑った。あそこだけは満点で、あとのお説教臭さとかにはリアクションできないかも。全体的にはそんな感じだろうか。

*1:だから無理に略さずとも…。

*2:宮藤作品は、ドラマ全体の感覚が他と全然違うので、阿部さんの芝居がデカく見えることもないというか。ハラハラするなら、ドラマ全体にする感じだ。