「僕らの音楽 くるり×松尾スズキ」

観た。何か色々言葉にならないなあ、これは。単純にきゅんとくることだらけで。
好きな女性のタイプを訊ねあう2人、しかし「付き合ってみたら××だった」という因縁のあるタイプの話になってしまうところが面白かった。ど派手なキャバレーを対談場所として選んだのって一体? と思いきや、演奏シーンも同じ店内だったのだろうか? ラストにくるりが演奏する「東京」の最中、ロケーションを生かした演出にちょっと溜息が。
君がいないこと、君とうまく話せないこと、君が素敵だったこと、忘れてしまったこと。
んー、やっぱり、こういうのは言葉にできない。本当に。
とにかく「ばらの花」の演奏が始まって、ドラマーがなかなか映らない間も、音を聴いて絶対クリフだと思ってたらやっぱりそうで。嬉しかったなあ。今年の夏フェスも彼なのかしら。わたしの中の「くるり」は、堀江さんとクリフがいる「くるり」かもしれない。
1曲目と2曲目の間で、くるりのメンバーがお洋服を着替えていたところにちょっとにやけた。対談中のしげちゃんの格好がすごく可愛くて、松尾さんが被ってる帽子もちょう高そうで格好よくって、一般的に言って見目麗しい訳でもない2人なのに、どうしてこんな気持ちになるのかなあ、と、ぼんやり思って。
夢のような30分。しあわせだった。